読書日記「タルト・タタンの夢」
2017年読書日記
タルト・タタンの夢
近藤 史恵
小さなフランス料理のお店でおこるミステリー
食べ物が出てくる本をたまに読みたくなります。
(このフレーズ何度も書いているかもしれません。)
今回はフランス料理。
フランス料理はほとんどわからないので、
料理のメニューを読んでも想像がつかないのですが、
それでも美味しいそうだ・・・とイメージしてしまうのがすごい。
裏表紙に「ミステリー」と書かれていましたが、
この本のストーリーはちょっとほろっときてしまうものばかり。
- 恋愛
- 夫婦の関係
- 親との関係
誰でも持っているであろうこういった悩みから起きた
不可解な出来事や事件を、
フランス料理のお店のシェフが料理と絡めて解決していく。
たくさんの人に読まれている本だけあって、
心があたためるいい本だなと思った。
ちょっと疲れているときに、
ひとりでゆっくりと読んでみると、
心がほっとあったかくなるような本だと思います。