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今の自分に似合うものを着よう - 老いと収納 -

「老い」に反応

今日の読書日記はこの本です。

 

老いと収納

群 ようこ

老いと収納 (角川文庫)

 

 

大好きな作家さん、群ようこさん。

「そんなに頑張らなくてもゆる~く生きましょうよ」

ということを題材にした小説や、

ご自身が歳を重ねるごとにひしひしと感じていることを

上手に表現される作家さんです。

 

そして今回は、

「老いと収納」

「老い」という言葉にも反応するような年齢になったのね・・・

という気持ちからスタートです。

 

 

収納で一番の問題は洋服

今は実家に住んでいる私ですが、

何度かの引っ越しを繰り返したことと、

太る →  痩せたがここ最近激しかったこともあり、

洋服は結構処分しました。

それでもまだまだ捨てられないものも多い。

 

群さんの本でもまずターゲットになっていたのが

「衣類」

お洋服大好きな私としては耳が痛いな~と

思うこともたくさん書かれていました。

 

40代の半ばになり感じていること。

体型は10年前とそんなに変わっていないのに、

なぜか似合わない・・・

自分では気づかないところが変わっているんでしょうね。

似合う色とか形とか、

当時は似合っていて購入したと思われるものも

何だかしっくりこない。

ちょっと悲しく寂しくもありますが、

それが歳を重ねるってことなんでしょうね。

 

群さんも同じように感じたらしく、

お友達に頼んで一緒に洋服を買いに行き、

似合うものをまとめ買いして、

似合わないものは処分をしたそうです。

 

これから買うものは、

今後何年か来ても大丈夫なものにする

 

これって重要なことですね。

流行りのもの、かわいいものを着たい、

でも今よりも少し先を考えて買う方が

長く着られて洋服がたまっていくこともなくなるんでしょうね。

 

 

さっそく捨ててみました

この本を読み終わって、

とりあえず捨てたい!!

と思い、

肌着・靴下・本を整理。

 

なかなか捨てられない、

でも捨てるとやっぱりすっきりする。

空間は心地いい。

 

 

でも捨てすぎないことも大切

ものを捨てすぎたことで、

鬱状態になってしまった方がいる

といことがこの本に書いてありました。

「物を少なくする」ということについて、

私が印象に残った部分をご紹介します。

お金があるなしの問題ではなく、

貧しい生活のなかにも心の贅沢はあるし、

お金がたくさんあるのに心の贅沢を知らない人もいる。

個人にとっての自分の心の潤いの話である。

 

物をを減らすのを人生の目的にはしたくないが、

現実に減らさないといけないのは事実だ。

 

そして心の贅沢までへらしてしまうまでにはなりたくない。

 

そのへんの度合いの基準が甘い私にとっては、

心の贅沢と物欲が、

微妙に一致してしまっているところがあって、

その塩梅が難しいのである。

 

本物、美しいもの、自分を潤してくれるもの、

楽しい気持ちにさせてくれるもの、

心を満たしてくれるものを知らない人生は、

あやり薄っぺらくなる。

 

一方、どんな品質のものであれ、

整理整頓もせずにものがあふれているのも問題だ。

 

これは私がずっと思っていたこと。

減らすことと心の潤い、

このバランスってとっても大切だと思うのです。

 

ミニマリスト」って流行っていますが、

私はただただ少ないことがいいと思っていなくて、

「選択することが大切」

だと思うのです。

 

自分の心が潤うものは大切にしたい、

そんなことを思ったこの1冊。

10年後に残したいものは何なのか

もう一度今持っているものと向き合ってみようと思います。