なくてもいい、でもあったらより豊かになる - クラフトビールを知る -
クラフトビールを学ぶ
昨日はかもめSchoolの
「横浜ビール学〜日本のビールは横浜から始まった〜」
に参加しました。
先週は朝7:15~の座学で、ビールと横浜の歴史について勉強。
そして昨日は「実践」で横浜生麦にある
Spring Valley Brewery(SVB)でビールと美味しいお食事を頂きました。
このビールを飲みたいから何を食べる?
最初の1時間は、6種類のビールで「ペアリング」の勉強。
ペアリングとは、ビールを飲みながらそのビールに合う
お食事を頂き、ビール・お食事共に味わうというもの。
それぞれのビールの前におかれているものが、
SVBで研究されたベストマッチの食材たち。
これらを、ビール → お食事 → ビールの順で頂くと、
ビールを最初とは違う感覚で味わえるというもの。
うん!!確かに違う!!!
一番印象的だったのは、左から3番目の黒いビール。
このビールの前にあるのは、
周りにカカオパウダーがまぶされている
ほんのり甘いペカンナッツというもの。
この黒ビールとショコラの組み合わせは
もうビールではありません。
ココアを飲んでいるような感覚、スイーツのような。
いや、もっと深い感覚があります。
その他のビールも、ベストマッチ食材と食べると
かなり味わい深いものになります。
先生いわく、
今日はこの飲み物が飲みたいから何を食べようか?
と考えると、お食事の幅が広がるとのこと。
確かにお友達とお食事する時に最初に考えるのは、
「今日何食べる?中華?焼肉?イタリアン?」
ということ。
それを飲み物から考えると、
それに合うお食事は、恐らく人それぞれ違うから
お食事の楽しさ、幅も広がるんでしょうね。
ビールを熱く語る
後半は、飲みたいビールを2つ選んでお食事と共に頂きました。
私はこの2つを選択。
そして、先生にいろいろと質問して、
ビールについて熱く語りました。
私から先生にこんな質問をしました。
- これからどんなビールを作りたいですか?
- 先生にとって「ビール」とは何ですか?
どんなビールを作りたいか?
この答えは横浜ならではのビールを作りたい!!
ということでした。
横浜の人って、内に熱いものを秘めているはずなのに、
外見はクールに見える。
その熱い思いをもっと外に出した方がいいのではないか?
そのきっかけがビールだったら嬉しい!と熱く語ってくださいました。
また「ビールとは?」という質問については
なくてもいい、でもあったらより豊かになるもの
あー、なるほど。いい言葉です。
好きなことを仕事にする、誰でも憧れますよね。
でも、好きなことを突き詰めていくから
辛いこと、大変なこと、やめたくなることもたくさんあるはず。
でも、先生はビールが好きで、真剣に向かい合っているし
だからこそ大切でその良さを伝えたい、
いいものを作りたい、
そんな気持ちの熱い方だと思いました。
なくてもいい、でもあったらより豊かになるもの・・・
私がこれからお伝えしていくものもそんなものでありたい、
クラフトビールでほろ酔いになりながら、
自分も熱い思いが湧いてくる帰り道でした。