いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

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脳から価値観を変えよう - 脳ストレスが消える生き方 -

価値観を変え、ストレスに強くなる

今日の読書日記はこの本です。

脳ストレスが消える生き方

 

「疲れは身体ではなく脳にある」ということ、

今いろいろなところで言われています。

「幸せ」についても、脳に大きく影響されているのではないかと思っています。

 

うつ病を患った時、「セロトニン」という言葉を初めて耳にしました。

同時に、「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」等の言葉も。

この本には徹底的に「セロトニン

そして「ドーパミン」のことが書かれています。

 

セロトニン的価値観とドーパミン的価値観。

どちらの価値観を持てば幸せに生きられるのでしょう・・・

 

セロトニン的価値観とドーパミン的価値観

私たちの日々の生活を見てみると、

目標をたて、その目標達成のために日々努力する

ということが多いかと思いますが、

これはドーパミン的価値観」だそうです。

 

この本で薦めているセロトニン的価値観」とは、

「人のために生きる」すなわちその人の生き方を大切にする

という価値観だそうです。

社会が成熟し、飽和状態になっている今、

人はどんなことで幸せを感じるのでしょう・・・。

 

いくらお金があっても、大きな家に住んでも、

「心が満たされない」

だからみんなが気づき始めた本当の幸せとはなにか?

 

そういえば、この前総持寺に言った時に聞いた法話も

こんな内容だったなあと思い出しました。

 

バリバリ働き、ある目標に達成した時、

それはとっても嬉しいし「また頑張ろう」と思う。

そういうことは生きる糧であるのは確か。

でも、それだけで生きてしまうと、

気づくと自分の心がカラカラに乾き、

自分の身体と心なのに思うに動けなくなってしまう。

 

こういうことを避けるためにも、

「生き方」を考える価値観を持つことはとても大切だと思います。

 

以前自分がうつ病を患った時を思い出すと、

大好きだったヨガや、お料理を全部やめて仕事だけを

頑張ろうと思っていました。

まさに「ドーパミン的価値観」しか持っていませんでした。

 

今は、仕事以外の時間と場所を持つことを

絶対に忘れないようにしています。

 

仕事以外のことを持っている自分は、

人としての幅が広がったように感じます。

人としての幅が広がると、

同じストレスを受けても受け流せたり、避けたり、

そして自分でもう一度立ち上がったり。

そんなことができるようになると思います。

 

脳ストレスを消すには・・・

脳にセロトニンが増えれば、

自分と相手とを大切に考える思考が生まれるようです。

だとしたら、「セロトニン」が増える生活を心がけたいです。

  • リズム運動
  • 太陽を浴びる
  • 人とのコミュニケーション、スキンシップ

この3つを意識するだけでセロトニンは増えるそうです。

お金のかからない簡単なことですよね。

長い人生を幸せに生きるために、

無理なくこういった習慣を持てるようにしたいなと思った

1冊でした。