いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

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嬉し泣きしたことありますか?

ねぎらい学アカデミーの卒業式

私は3月の終わりから「ねぎらい学」というものを勉強してきました。

ねぎらい学・・・?と思われる方が大半かと思います。

私もそのひとりでした。

 

そんな気持ちであるのに「やってみよう」と思ったのは、

自分がうつという病気になったことや、

何かあるとすぐ凹み悩むところの原因が

「自分ねぎらいができていない」

ところなのではないかと思ったからなのです。

 

そして4か月たった今日、最後の授業として

「卒業式」

を行いました。

 

実は最近、日常でいろいろとうまくいかないことがあり、

直前まで卒業式に参加するかどうかを悩んでいました。

自分がやってきたことに自信をなくしそうになっていて、

卒業式で自分の気持ちをうまく表現できる自信がなかったからです。

 

でも...

先日読んだ本に「ピークとエンドの法則」ということが書かれていました。

人の心に残るのは、ピークとエンドだけだということ。

私が卒業式に参加しないで終わること、

つまり「エンド」で参加しないことを選択した場合

自分の中にどんな印象が残るのか、

今後の自分にどう影響するのか、

それをよく考えた時に、

やはり参加するべきだという気持ちになりました。

そして参加するからには、

  • 4か月で何を学んだか、何を感じたかを伝わるように文章にしよう
  • 一緒に学んだ仲間、そして先生に気持ちを伝えよう

この2つを自分の中での約束事にしました。

 

そして今日・・・

週末に文章にまとめ、お伝えすることも頭の中でまとめてから

参加したのですが、

皆さんの発表を聞きながら、

私は自分が準備してきた内容をお話しするかどうか迷ってしまいました。

「私の話そうとしていることは変にまとめすぎているのではないか」

そんなことを思ったからです。

 

自分らしく伝えよう

それでも最後は自分が用意した文章を元にして、

この4か月のことをお話ししました。

  • どんな気づきがあったか
  • 何が楽しかったか
  • 何が変わったか
  • 辛かったことは何か

そんな話をした後に、

先生と同期のお二人に書いた手紙を読みました。

 

読みながら、いろいろなことが思い出されて涙がでました。

その涙は「感謝の涙」でした。

悲しくて泣くことはあっても、「感謝して涙する」ということは

あまり経験がありませんでした。

私が辛かった時、

自分のことも顧みずに私のことを考えてくれた仲間。

そのことを思い出したら涙が止まらなくなりました。

 

自分をねぎらうということ

「自分をねぎらう」がテーマだった4か月。

私が今思っているのは、自分ねぎらいとは

「自分を許し、愛し、信じること」

だと思っています。

これある本に書いてあった言葉です。

 

では許せるってどういうことか・・・

私は許せるというのは、

その時を真剣に生きるということ

なのではないかと思っています。

どういう行動になったとしても、

自分が「真剣に考えたんだ」と言いきれれば、

そのことを信じることも愛することもできるのではないかと

感じています。

 

母への「ありがとう」

卒業式が終わり、家に帰ってからのこと。

悲しいわけではないのに、涙が止まりませんでした。

嬉し泣きってこういうことを言うんだなと

今まで生きてきて初めてわかったような気がしました。

 

病気が治って本当によかったということ、

そしてその過程では、家族を始め多くの人が

私と真剣に向かい合ってくれんだ

ということを思い出したら涙が止まらなくなりました。

 

 

そして母にも「ありがとう」という素直な言葉を

伝えることができました。

 

きっとこれからもいろいろなこととぶつかり悩み、

それでも前に進んでいかなければならないと思います。

でも今の自分には、多くの仲間がいて、

そして自分自身を信じられるようになりました。

この4か月で学んだこと、そして変わったことです。

参加してよかった、心からそう思います。

 

あるところで区切りをつけるということ、

これはまた一歩前に進むためには必要なことなんだと思いました。

さっき鏡を見たら、自分の顔がすっきりしていて驚きました。

たくさん泣いて、たくさん笑ったからなんだろうなと思います。

 

このような機会を作ってくださった

ねぎらい学アカデミーの兼重先生には、

本当に感謝の言葉しかありません。

先生の伝える「ねぎらい」が多くの人に伝わると

世の中はもっとあったかくなるのかもしれません。

 

さて、明日からも「いつも心に太陽を」をモットー

新たなスタート。頑張ろうと思います。

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