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お参りビギナーのための1冊 - 成功している人はなぜ神社に行くのか? -

お参りビギナーのための1冊

今日の読書日記はこの本です。

 

成功している人はなぜ神社に行くのか?

八木 龍平

成功している人は、なぜ神社に行くのか?

 

神社もお参りも、全く興味がなかった私が、

千年ノートと千年ノートを教えてくださった方に影響され、

朔日参りに行ったり、御朱印を頂いたりするようになりました。

そして、

「お参りすると何となく気分がいい」

そんな風に感じてお参りをするようになりましたが、

「そもそもなぜ神社?」

と思うところがあり、売れ続けているこの本を読みました。

 

神様は人々の祈りの集合体

「そもそも神様って何?」というのが私の疑問でしたが、

その答えがこの本では「人々の祈りの集合体」と書かれていていました。

さらに、

「神社・お寺」がある地域は、ない地域に比べて、

人は地域に愛着を持ちやすい

という論文があるということも書かれていました。

つまり神社は愛の生産工場

だそうです。

そしてこの「愛」こそが成功を導きます。

なぜなら、愛は人のパフォーマンスを高める効果があるからです。

と説明されていました。

 

 

何かに貢献しようという意欲のことを

「コミットメント」と言うそうですが、

神社にお参りすると、

愛が深まりコミットメントすることになるので、

成功する、願いが叶うということに繋がるそうです。

 

「神様」という漠然としたものから、

現実的な話だなと思いますが、

私はこういう「現実的」な説明だと

すごく納得できるタイプなので、

この先生の説明は結構好きです。 

 

有名な大きな神社に行くと、

うまく説明できないけれどパワーを感じます。

先週末に行った京都の上賀茂神社は特にそのパワーを感じました。

京都駅から離れていて不便な場所で、

周りには特に何かあったわけではありませんが、

近づいた時に静けさと力のようなものを感じました。

 

この本で言っている「愛」と「コミットメント」は

人が多く集まる場所に行くほど

感じられるものなのかもしれません。

だから伊勢神宮は「パワースポット」と言われているんでしょうね。

 

アマテラスオオミカミのお話し

私がこの本で一番印象に残ったのは、

最後の最後に書かれていたアマテラスオオミカミのお話し。

日本神道最高神アマテラスオオミカミ」は

「引きこもり」でした。

「引きこもり」で苦しんだからこそ、

すべてを照らす太陽の神になったのです。

もしあなたが引きこもりで苦しんだ経験があるなら、

あるいは今も苦しんでいるのなら、

あなたはアマテラスオオミカミになる道を歩んでいます。

大きな挫折を味わい、その悲しみをのりこえて、

人々を助けようとする純粋な意志。

この一文を読んで、

自分にとってなぜ今神社なのか理解できた気がしました。

 

自分の名前は太陽に関係しています。

挫折も経験しました。

でも今は、多くの人のおかげで元気で笑顔で過ごせています。

私の過去の経験が何かの誰かの力になったらいい、

そんなことを思っていろいろなことをやっているんだったと

改めて思い出した1冊でした。