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誰もが憧れる笑顔、その後ろにある強さ - オードリー・ヘップバーンの言葉 -

誰もが憧れる笑顔、その後ろにある強さ

今日の読書日記はこの本です。

 

オードリー・ヘップバーンの言葉

山口  路子

オードリー・ヘップバーンの言葉 ~なぜ彼女には気品があるのか (だいわ文庫 D 327-1)

 

オードリー・ヘップバーン、とてもとても有名な人なのに、

今までつくづく写真すら見たことがなかった私。

でも、最近あることがきっかけで彼女のことがとっても

気になるようになり、この本を手にしました。

 

「私は自分を美人だと思ったことがありません」

という帯の言葉。

「こんなに美人なのに?」

「誰が見ても美人なのに?」

きっと誰もが思うことではないでしょうか。

 

この本では、オードリーがどんな生涯を過ごしたかを知ることができます。

美人で華やかで、悩みなんてひとつもなかったんだろうと

勝手な想像をしていた私・・・。全然違いました。

 

美・愛・仕事・人生・使命

この本ではアンネの一生について

美・愛・仕事・人生・使命

という5つの章に分けて書かれています。

 

私が一番印象に残ったのは「人生」の章。

アンネの日記」のアンネと同じ年に生まれ、

オードリーも戦争での悲惨な情景を目にしている。

でも、そんな経験をしてもオードリーは悲運をなげくだけでなく、

「そこで得られたものは何のか?」ということを考えていたそうです。

 

マイナスの事柄からも、人生の要点を学ぶ強さがあった。

単に笑顔が可愛らしいというだけでなく、

芯の強さがあったからこそ、今でも焦ることなく

多くの人の心に生き続けているんだろうと思いました。

 

オードリーという人は、

とにかく「芯がある人なんだ」と感じました。

自分が思ったことは絶対に曲げない強さ、

仕事に対しても、家庭に対しても、

自分が「正しい」と思ったことをまっすぐに進む人。

そんな印象を受けました。

オードリーは単に美人だったというだけでなく、

この強さがあったからこそ、多くの映画作品に出演し、

今でも語り継がれる人となっているんだろうなと感じました。

 

愛と笑顔の人

本を読み終わって思うのは、

オードリー・ヘップバーンという人は、

愛と笑顔の人なんだということ。

この世で一番すてきなことは笑うことだって本気で思います。

素敵な言葉だなと思います。

 

笑うこと、これはオードリー美の美に欠かせない、

とても大切な要素だったのです。

笑うって、やっぱり幸せになるし、美人の要素でもあるんですね。

今も昔も昔も変わらないこと。

 

考えてみれば、自分が一緒にいたいと思う人は、

いつも笑顔でいてくれる人。

一緒にいたら明るくなり、楽しくなれるような人。

だったら自分の周りにいる人も、

そういう人と一緒にいたいはず。

 

オードリーのような偉大な人にはなれなくても、

「愛と笑顔を忘れない」というところは

ちょっとの努力で真似できそうな気がします。

女性らしさと強さを思い出したくなった時に開きたい1冊でした。