テーマを持って本を読む
先日の読書会のテーマを「友情」にして、
参加者の皆さんにはそのテーマに沿った本を選んできて頂きました。
私自身も本を探したのですが、
何度本屋さんに行ってもなかなか見つからず。
最後に選んだのは「終わった人」という小説。
それがなぜ友情と結び付くかというと、
定年退職後、人付き合いってどうなるのか、
どんな友達がいれば楽しく過ごせるのか、
そんなことがこの小説からわかればいいなと
思ったから。
きっと読書会でこのテーマにしていなかったら、
本を読んだ後に頭に残った言葉や、
思い浮かぶ自分の想いも違うんだろうなと思います。
本を読む理由は人それぞれ。
いちいちテーマを決めるなんて余計疲れる
と思う方もいるかもしれません。
でも、あえて違う読み方をしてみると、
新しい視点ができて、
さらに読書が楽しめるのではないかと思います。