「誰と」が大切になる年齢 - ごえんの法則 -
「誰と」が大切になる年齢
今日の読書日記はこの本です。
ごえんの法則
何の本を買うか、目的がないまま本屋さんにふらっといった時、
たまに「あっ」と思う本があります。
「あっ」思った本は、その時買わなくてもどうしても気になって
後で買うことになります。
そしてこの本も「あっ」と思った本で
その時は買わなかったのですが、
どうしても読みたくて今回は図書館で借りました。
小林正観さんの本は、「ありがとうの奇跡」に続いて2冊目。
小林正観さんと言えば「ありがとう」のイメージ。
今回の本でも「感謝」や「ありがとう」のことが書かれていましたが、
何より今回の本のタイトルは「ごえん」
縁・円・援・宴・園
はじめにより引用すると、
この五つの「えん」を味方にすることができれば、人生はとても豊かなものになります。この五つの「えん」の意義とそれを味方につける方法をこの本では述べました。
とのことです。
先日の読書会で「大人の友情」をテーマにしましたが、
私はこの本のあるページを読んだ時に、
「大人の友情ってこれか!」と思いました。
それは「誰と園をつくるか」というページ。
田んぼのあぜ道でおにぎりを頬張っていても楽しいし、
幸せに感じられるようになるのです。
問題は「誰と集うか」です。
これこそ「大人の友情」と思いました。
どこに行くわけでもなく、
そこに何か特別なものや食べ物がなかったとしても、
その人といると何時間でも話がつきない、
もしくは会話がなくてもそこにいることが心地いい
そういう関係が「大人の友情」なのかなと思いました。
40歳を過ぎると「どこに行くか」ではなくて、「誰と行くか」です。
「何を食べるか」ではなくて、「誰と食べるか」です。
「何を飲むか」ではなくて「誰と飲むか」です。
なぜ40歳かというと、
こういう価値観が身に染みてわかってくるのが、
人生の折り返しを過ぎた40歳頃からとのこと。
「この人とだったら何をしてもいいや、何もしなくてもいいや」
と思える関係が「大人の友情」なのかなと思いました。
今日は、blogで「ごえんの法則」と「大人の友情」のことを書こう、
そんなことを考えていたら、
私の友人がBlogにこんなことを書いていました。
こういうのをシンクロっていうんでしょうか。
これを書いてくれた私の友人との関係もまさに「大人の友情」
で結ばれている気がします。
縁・円・援・宴・園・・・
どのえんも大切にしたいと思った1冊でした。