いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

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結局きほんがちゃんとしている人がいい ‐ 僕の好きな男のタイプ ‐

最近、松浦弥太郎さんの本にはまっています。

そして、1月の読書会に「どうしても持っていきたい!」と思って

この本を購入。

1月の読書会は、女子だけの会だったので、

みんなにも「おとこまえ」について聞いてみたいなと思ったから。

 

僕の好きな男のタイプ58通りのパートナー選び

僕の好きな男のタイプ 58通りのパートナー選び

 

男性から見る「おとこまえ」の男性ってどんなタイプなのか?

それをこっそり教えてもらいたいというのが今回この本を購入した目的。

(本屋さんに売っているから別にこっそりじゃないんだけど。)

 

おとこまえな人からは学ぶことが多いかなと思ったりもして。

 

この本は、Sectionが

  • 愛するおとこまえ
  • すてきなおことまえ
  • 基本のおとこまえ
  • 磨くおことこえ

の4つに分かれていて、それぞれのSectionにいくつかの

「おとこまえ」が書かれている。

 

私はやっぱり「基本のおとこまえ」が一番納得。

挨拶上手や、1日のリズムを持つ人、しゃべりすぎない等。

その中でも、あーこれ!!こういう人好きって思ったのが、

聞き上手な男。

たとえば、「あの本は素晴らしいよ」と勧められたら

その説明を感動しながら聞き、

あとで買い求めて素直に読み、

相手に読後の感想を伝えてこそ、

「聞く」という行為が完結すると思うのです。

 自分もこんな素晴らしいことできていないけど、

 こんなことがさらっとできてしまったらほんとに「おとこまえ」。

 

私は、本について話ができる人というのは、

やっぱりかっこいいと思ってしまう。

本の話をすると、その人の価値観とか、

その人が他にどんな本を読んでいるかとか

そういうことが見えてくるから、

本の話ができる人がいいなって思う。

だから、私が読んだ本の話を聞いて興味を持ってくれて、

感想まで言ってくれるなんていう人は最高にかっこいいと思う。

 

 

もうひとつ、「自立しているおとこ」っていうのも気になった。

こんな一節があった。

「いつわかれても大丈夫だけど一緒にいる」

という関係が理想だとしたら、

「別れたら困るから一緒にいる」という関係は、

その対極にあります。

そこにあるのは、あきらめでしょうか。依存でしょうか。

弥太郎さんは、「家事をやってもらいたいから一緒にいる」っていうのは

おかしいよねっていうことを言いたかったんだと思うけど、

これは女性もどきっとする言葉だと思う。

「別れたら生活できないから一緒にいる」っていうことになると、

そこには「依存」しかなくなってしまう。

お互いに対等の立場で、寄りかかるのではなく、

一緒にいることを選択して一緒にいられる関係を築くには、

女性の努力も必要なんだよなと思った。

 

 

この本を読み終わったときに、

なぜか自分自身の背筋がビシっと伸びた気がした。

おとこまえのタイプが書かれていた本だったけど、

途中からは読みながら「これって自分はできているかな?」と

問いかけることになったからだ。

おとこまえが一緒にいて心地いいのは、

女性らしい女性。

見た目だけでなく中身も、

年齢を重ねたからのよさがある女性になりたいなと思った1冊だった。