いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

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3月17日という日

3月17日で2歳になりました

3月17日、久しぶりに読書会を開催。前回は確か去年の11月だったのでちょっと時間があいてしまいました。何の気なしに決めた昨日という日。朝、読書会の会場に向かう途中の電車の中でFacebookが教えてくれました。

「2年前の今日って、あなたこれしてましたよ」

あ!そうだった!しつもん読書会のファシリテーター養成講座を受講して、人生で初めて自分で「イベント」というものを企画して開催した読書会。それが2年前の3月17日だったんです。

3月17日に設定した理由・・・

4年前の3月17日、この日は私が社会復帰した日なのです。40歳の区切りの年に、離婚と転職を一気に実行。「さあこれから!」って思っていたところでうつ病発症。ずっと目指していた「正社員」となり、とにかく結果を出さなくちゃと気負っていたし、自立した生活ができるようにならなくちゃと思っていたことがうつ病のきっかけだったのかもしれません。一時はもう社会復帰できないのでは?というくらい重症になったのですが、良い先生に巡り合え、家族や友達の支えもあり、なんとか社会復帰できたのが2015年3月17日。だからそんな日を忘れないために、1回目の読書会はこの日にしようと決めたのです。

言いたいことが言える場所

読書会を始めた1年目。今考えるとすごーくかたい読書会だった気がします。それは私のファシリテートが慣れていなかったというのが一番。「ちゃんと2時間で終わらせる」「決められたことはやる」そんなことを考えながら進めていた気がします。

2年目の去年は「本を味わってもらう」ということをテーマに開催しました。忙しい毎日の中で少しでも読書の時間を作ることができたならば、手に取った1冊の本を短時間でも味わってほしい、そんな思いから自分なりに進め方を変えたりワークシートも変えてみたりして開催しました。

そして3年目となる今年。読書会の場をどんな場にするのかを前回終了後から約2か月考えていました。そしてたどり着いた答え、私が考える読書会「第3の場所」は、「誰でもが枠にとらわれずに言いたいことを言ってすっきりできる場」そして「世の中にはこんな考え方もあるんだと思ってもらえる場」でした。こう考えたのは私自身が読書会を通じて多くの方と出会い、そしてその方々のおかげで心折れることなくいつも前向きで私らしくいることができたからなのです。

自分を助けられるのは自分しかしない

「どうしてそんなに元気になれたのですか?」うつ病を経験したお話をすると、たまに聞かれることがあります。

  • 「うーん、どうしてなんでしょうね?」
  • 「いい先生にめぐり合えたからかな?」

それがこれまでの答えでした。でもご家族や周りの方で苦しんでいる方がいらっしゃるということをお聞きすることが多くなり、「私の経験でお答えできることはないんだろうか?」そう思って考えた結果、

「自分で自分を認めることができるようになった」

ということが大きな理由だったのではないかと思うようになりました。うつは頑張りすぎな人がなるってよく言われていますけど、じゃあ手を抜くことができるかっていうとこれはなかなかできない。私自身もいまだにそうです。ではなぜ今こんなに元気でいられるのか?それは自分は自分でいいんだと思えるようになったからだと思うんです。そして昨日の読書会のテーマは「自己肯定感」。生きていれば嫌なこと・苦しいこと・悲しことが必ずある。そんな時に「もう一回歩いてみよう」と思えるかどうかは自己肯定感があるかどうかだと思うのです。今年1年間、私が開催する読書会では「自己肯定感」をテーマにして開催する予定です。

本当は読書会レポートを書く予定でしたが、読書会のレポートはまた明日に。。。