1つのことで満足しない人たち - 逆転の仕事論 -
初ほりえもんの本
今日は私が読んだ初めてのほりえもんの本の紹介
あえて、レールから外れる。逆転の仕事論
ほりえもん、なんとなく好きでなくて、これまで1冊も読んだことがなかった。この本はほりえもんの本というよりは、ほりえもんも認める「仕事を作る」人たち、イノベーターがそれぞれの過去を紹介している本。なので、アンチほりえもんにも読みやすいのではないかと思う。
仕事を作る人たち
表紙に書かれている8名の方々のこれまでの生き方が20ページづつくらいに書かれている。どの方もちょっと「特殊」な生き方をしている。
だけど、ほりえもんのコメントから引用させてもらうと
誰かに寄りかかったり、人にねだって仕事をしていない。
(中略)
興味があるのは、やりたいことの実現だけ。
誰の顔色も伺うつもりがないから、組織や常識に足をひっぱられない。
という生き方、仕事をしている方々。仕事を辞めて思うこと。「やりたいことが何か?」がはっきりしていないこと。次の仕事に何するか?を考えるときにやってしまっているのは、やりたい仕事よりできる仕事を探すこと。収入を得るためには仕方ない?って自分に言い訳をしているけれど、そういう風にしていると本当にいつか仕事はなくなるんだろうなということを改めて感じている。
1点にとどまらず、とりあえず進んでみること
ここのところ書き続けているけれど、やっぱり1点にとどまらないってことが必要なんだろうなとこの本を読んでも感じた。世の中には自分の知らない仕事ってたくさんあるし、まだ出会っていない人もたくさんいる。だから、1つうまくいかなくて「あーあ」と思っている時間はもったいなくて、あの「アライグマ」精神でとりあえず次の手を試してみることが必要なんだろう。
チャレンジしていない人よりチャレンジしている人と話したい
この本の中で佐渡島さんが書いていたけれど、組織から離れると周りは、個人を個人としてみて「何ができるか?」って判断してくる。これは本当にそう。実は私は、組織を離れていても、結構簡単に仕事って見つかるんじゃないか?って考えていた。(超あまあま)でも、実はぜっんぜんそんなことなかった。でも、今この状態で自分でやりたいことを追及して作り出してこそ頂いた「お金」こそが、自分で仕事を作っているってことになるんだろう。
組織を離れて3週間、毎日次の仕事どうする?ってことばっかり考えているけれど、組織にいた「明日が憂鬱」ってことがない今は、やっぱり辞めた選択は正解だったんだろう。
※ ほりえもんのことはちょっと好きになった。