すべてがストイックだ! - GACKTの勝ち方 -
一番好きなものを我慢して成功する生き方
久しぶりの投稿。今日はこの本を紹介します。
GACKTの勝ち方
「GACKT初のビジネス書」という帯。GACKTとビジネス書というアンマッチな感じ。でも実はこれ、読んでみると「成功人生を勝ち取るために」みたいな、思いっきりビジネス書。私はGACKTってそんなに好きじゃなかったけど、ストイックさには惹かれるものがあったので早速読んでみました。
やっぱり尖ってる!!
やっぱりなかなかの尖りようです、GACKT。特に若い時の反骨精神がすごい。「絶対負けない!」っていう「覚悟」がもともと備わっていた人のような気がします。本の中にこんな過去の歴史が書かれています。
ある日、仲間と行動せずに一人でいるところ、敵対視されているグループに捕まる。相手は13人。意味のわからない乱闘となった。
この時のGACKTさん、もちろんぼこぼこにやられたそう。ですがその後がすごい。全員の家をひとりひとり調べやり返したそうです。それも、また仕返しされないように戦略を練って・・・
これ、暴力だから道徳的にはどうかってことがあるんですが、そういったことはちょっとおいておいて、この覚悟って普通じゃない。たぶん誰でも持てるものじゃないから、きっと生まれたときからそんな気質を持っていたんだと思います。
こういう心意気のGACKTさんだから、引き寄せもそういう人を引き寄せるらしい。その後、この喧嘩のときと同じように「覚悟を決めて」やったことがあるそうで、今のGACKTを作ったのはその時だというようなことも書いてありました。
「GACKTだからね・・・」
「だってあのGACKTだからね」そういう言葉でまとめてしまうと確かにその通り。でも私は、できるかできないかは別として、勝ちたいならGACKTの心意気は持って生きていきたい!!
GACKTの成功のカギは、「覚悟」と「行動」。
全てのネガティブをポジティブに。
本の後半で書かれていた言葉。GACKTさんの覚悟を持って行動していても、うまくいかないってことはあるらしい。だけどそんなときは「すべてに意味がある」と考えとにかく前に進むこと。進むことができなければ「笑え」だそうだ。
以前ホリエモンの本でも書いてあったが、うまくいっている人ってとにかく「行動」している。失敗を失敗と捉えない。やっぱりここが大切なんだと改めて納得。
対人関係でうまくいかず縁が切れた人がいても、GACKTさんは「ムダな時間を費やさなくてよかった」と思ったそう。人間関係の問題って、一番身近で一番コントロールできないやっかいごと。私もここに捉われることがあるけど、やっぱりそこはなるべく早く自分で整理をつけて前に進むことが大切なんだと改めて実感しました。
ちょっと辛くなった時、「どうしてこうなるの?」って思ったときには読みたい1冊。GACKTファンになった私でした。