読書日記「図解 葉隠 勤め人としての心意気」
2017年読書日記
その11
図解 葉隠 勤め人としての心意気
この前別の本で葉隠を読んだ時に、
「死ぬ気でやるとはどういう意味か?」
というしつもんが浮かんだ。
死ぬという言葉が入っているので過激で、
そんな思いまでしてやることはないという
意見もあると思う。
でも今回齋藤先生が解説された
この本を読んだら、葉隠とは、今この時、
この瞬間を大切に生きなさい
ということが書かれているのではないか
と思った。
『毎朝毎夕、改めては死に改めては死に、
常住死身になりて居る時は、
武士道に自由を得、一生越度なく、
家職を仕果すべきなり』
死の覚悟とは、命をたって終わるという意味ではなく、
毎日その覚悟をもって過ごすという意味だと
齋藤先生は説明している。
本当に死の覚悟を持った人は、
肝がすわって何事も取り組める気がする。
私も一度は全てを諦めてから今があるので
もしかしたら自然とこういう気持ちが
心の中に生まれてるのかもしれない。