ワークとライフのバランスとは・・・
「しなければならないこと」と「したほうがいいこと」
今日はワークライフバランスの勉強会に参加しました。
「ワークライフバランス」って何だろう?
この疑問が参加のきっかけでした。
勉強会の前に私が思っていたのは、
- 仕事もプライベートも充実させるということ
- 仕事も家庭のこともちゃんとできること
という、なんとも漠然としたものでした。
この漠然とした考えが間違っていたということが、
勉強会の冒頭でわかりました。
私がイメージしていたものは、
ワークファミリーバランス
というらしいです。
仕事と家庭の両立、
これはワークライフバランスとは別のもので、
「やらなければならない家庭のお仕事(家事、子育て、介護等・・・)と
お金をもらうための仕事、の両立」ということだそうです。
つまりワークファミリーバランスは、
「やらなければならないこと × やらなければならないこと」
というイメージです。
でもワークライフバランスは、ワークと
すなわちもっと大きい括りで考えることなのだそうです。
となると「ライフ」とは・・・
自分がより気持ちよく、心地よく過ごすために行うこと
例えば・・・
- 講座に参加
- マッサージを受ける
- 子供と遊ぶ
- パートナーと過ごす
- 休息
- 仲間と過ごす
- 家族と過ごす
- 美味しいものを食べる
- 本を読む
- 掃除する
- 洗濯する
- 料理する
等でしょうか。
やらなければならないことではなく、
それをすることで、自分の毎日がより心地よく過ごせる、
そんなことが「ライフ」なのかなと思いました。
※ 掃除も洗濯も料理も、より心地よく過ごすためには
必要なことだと思うので書きました。
では「ワーク」とは?
ワーク = 働くこと ということになりますが、
ライフとのバランスをとるための
「ワーク(働くこと)」を考える必要があるのかもしれません。
「どんな風に働けたら気持ちがいいか?」を考えてみました。
- お客様に感謝してもらえる
- 納得できるお給料をもらえる
- やりがいのある仕事を任される
- 達成感がある
- 上司から評価してもらえる
- 仲間から評価してもらえる
- 自分のスキルがあがっている
- スキルアップのための時間をもらえる
- スキルアップのための補助をしてもらえる
結構出てきました。
ワークだけでもライフだけでもダメ
先ほど挙げたものが全部満たされていると
「仕事はすごく充実している」と思うかもしれませんが、
だからといって何時間も何日も続けて仕事を続けていったら
ライフの充実はなくなるはず。
例えば・・・
睡眠も食事もとらずにひたすら働き続けたら、
当然身体を壊します。
身体を壊したら、心だって荒んできます。
そうなったら充実していたはずの仕事もできなくなります。
その逆も同じで、ライフばっかり充実していてもダメ。
例えば・・・
新しいことを学ぶために必死になって
夜遅くまで起きていて、
翌日会社には寝坊して遅刻。
これも本末転倒です。
自分のありたい姿であること
今日の勉強会の最後で、
「自分のありたい姿」というキーワードがありました。
ワークとライフをバランスよくしていくことは、
自分のありたい姿に近づくことなのかもしれません。
ワークとライフをバランスよくということを心がける前に、
自分がどんな姿でありたいか、
どうあることが満ち足りている状態なのか、
これを目に見えるものにした方がいいのかもしれません。