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ワークとライフの相乗効果 -ラクに勝ち続ける働き方 小室淑恵-

ワークライフバランス実践者に学ぶ具体的な方法

今日の読書日記はこの本です。

 

ラクに勝ち続ける働き方

小室 淑恵

ラクに勝ち続ける働き方

 

株式会社ワークライフ・バランス代表取締役の小室さんの本。

この本をひとことで言うと

「これをすればワークとライフの相乗効果が得られる具体的なマニュアル」

です。

 

人に勝つためではない

「ラクに勝ち続ける」は人に勝ち続けるという意味ではなく、

・ラクに → 時間効率が良い

時間あたりの生産性が高い

無駄なく、スピーディーである

・勝ち → 結果を出す

目標や夢を着実に達成する

誰とでも「WIN-WIN」の関係になる

・続ける → 持続可能である

10年後、20年後も持続可能

経験を積み重ねられる

という意味だそうです。

そしてこの3つを実現するために欠かせない3つの条件とは、

と書かれれています。

 

まず1の「働き方についての発想の転換については、

自分が5年後、1年後どうなっていたいのかをイメージし、

進むべき方向をはっきりさせる!

 これは最近の私の課題。

10年後のイメージを持つ、夢を持つことで、

そのイメージを実現させるための行動ができるようになると

いろいろなところで見たり聞いたりしています。

やはりまずはここをはっきりさせることで、

今やるべき行動が見えてくるんでしょうね。

例えば、何かお仕事を任された時も、

出来上がりのイメージやゴールが見えていなければ、

何から手を付けていいかわからないですよね。

自分の人生においてもこれが必要。私の緊急で重要な課題です。

 

次の「生産性重視の効率化スキル」

これはワークとライフのバランスをとるためには、絶対必要なことですよね。

1日の時間は24時間、これはみんなが同じだけ与えられているもの。

生産性を意識しなければ、いつまでもダラダラと同じことをしていたり、

結果が出なかったり、残業に繋がるわけです。

段取り・情報収集・プレゼンテーションのスキルが効率化に繋がると

小室さんはおっしゃっています。

 

そして最後の「体調とメンタルのコントロール

これは本当に大切。個人的には、3つの中で一番大切なのでないかと思います。

短期間では、集中して限界ぎりぎりまで頑張ることができても、

5年後、10年後までは続きません。身体や心は必ず悲鳴をあげます。

これは私自身の経験から、本当に強く言えること。

「私は勤務時間が短いから大丈夫」と思っている方も、

是非本当の心の声を聴く時間を作って欲しいと思います。

自分の気づかないところで、すごく疲弊している場合もありますから。

 

足りないと思うところからすぐに実践できる

本の後半は、とても具体的に各スキルを上げるための方法が書かれています。

ほんとに細かくわかりやすく書かれているので、

すぐに使えると思います。

こういうことって、社会人3年目くらいにつけておかなければいけないスキル

なのかもしれませんが・・・

  • 課題設定力
  • プレゼンテーション力
  • 段取り力

この3つをつけるために共通しているのは、

見える化

だと思いました。

 見えるようにするにはそれなりに時間もかかるし面倒なので、

やらないで着手してしまうことが多いですが、

見えるようにすることで、自分の気づかなかったところに気づけたり、

また他の人に気づいてもらうこともできますよね。

この本では「段取り力」のところにページが使われていました。

お料理も段取りが悪いと、途中で焦げたり調味料入れ忘れたりして結果失敗

っていうことがありますが、

仕事についても「段取り」がとても重要なんでしょうね。

 

まとめ

この本の最初にも書いてありましたが、

ワークとライフのバランスをとることが重要なのではなく、

ワークとライフのバランスをとった結果生まれる相乗効果

が重要なことで人生を幸せにするのだなと思いました。

相乗効果を生むためには、それぞれがどんな人生を生きたいか

ということを語れることが必要だと思った1冊でした。

 

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☆ 昨日の感謝

夕日が沈む瞬間を見たこと。真っ赤な太陽が山に沈んでいく瞬間は感動でした。