いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

MENU

シンプルなひとことが欲しい

シンプルなひとことが欲しい

先日この本の著者がいらっしゃるワークショップに参加しました。

 

シリコンバレー式 最強の育て方

世古 詞一

 

シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識 1 on1ミーティング―

 

「1対1のミーティングをすることで、

いきなり辞めない、自分から動く、メンバーのやる気が続く」

ということが書かれている本です。

 

1対1のミーティングで何を話せばいいんだろうと思っていましたが、

先日ワークショップに参加して、

「もしかしたらすごくシンプルなことでいいのかもしれない」

と思いました。

 

本の中で著者の世古さんが書かれているのは、

ミーティングの前半で聞くことは、

  • 最近どんなことがあったか?
  • 体調はどうか?
  • 週末はどんな風に過ごしているか?

というようなお仕事とは関係のないことにしましょうということ。

 

 

「せっかく時間をとったんだし、

仕事に直接関係あることを聞いた方がいいんじゃない?」

って思っていましたが、いざお試し 1 on 1ミーティングを

ワークショップの時間中に体験させて頂いたところ、

「あー、人ってこういうことで気持ちが変わるんだ」

と思いました。

 

「こういうこと」というのは、

話を聞いてくれる人の笑顔だったり、

聴こうとしてくれる姿勢だったり、

そしてなにより「XXさんはこういうことができていたよね、頑張ってるよね」

という本当に簡単なひとことを言ってもらえるということは、

とっても心があったかくなる。

 

評価がどうとか、目標がどうとか、

そういうことでなく、

もっと単純に、もっとシンプルに、

人として嬉しいひとことを言ってもらえること

それが元気とかやる気に繋がるんだなと感じました。

 

職場の上司・部下の関係だけでなく、

家庭でも、夫婦でも、彼氏彼女の間でも、

「シンプルなひとこと」

が伝わってない、伝えられていない気がしました。

 

自分では言っているつもり、

表現したつもり、

そういう態度をとったつもり、

でいたとしても、

相手がそう捉えてくれていなかったら意味がなく、

せっかく気持ちがあるのに伝わっていないって

悲しいなあと思うのです。

 

「シンプルなひとこと」って、

照れくさくて言いづらいけど、

シンプルであればあるほど、

それを聞いた相手は結構幸せになれるものなんじゃないかと思う・・・