いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

MENU

今の私の原点 しつもん読書会

年末しつもん読書会に参加しました

今日は、仕事の後に東京駅へ。

目的は「しつもん読書会参加」のため。

今日の読書会は、2年前私が初めて参加した読書会のファシリテーターさんが、

久しぶりに開催してくれる読書会。

ずいぶん前からすごく楽しみにしていました。

 

 

「年末読書会」は今年で3回目。

その年の最後に自分がどんな本を持って行ったかを思い出してみると、

自分がどんなことを考えていたかを思い出せます。

 

2015年は「反応しない練習」

反応しない練習  あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

この頃はまだ病気が完治していなかったから、

とにかくストレスからどう自分を守るかを考えていた気がします。

小池龍之介さんの本を読んだりしていました。

あとは、原田マハさん。

「いろいろあったけど最後はハッピーエンド」な本を読んで

「自分もこれでいいんだ」って言い聞かせていた気がします。

 

2016年は「武士道」

武士道 (PHP文庫)

去年の今頃は「武士道」とか「葉隠」とか読んでました。

古き良きものを読みたかったんですよね、去年は。

古き良きものって、昔からいいと言われていることが今でも続いている

ということ。だから、そういうことから「正しく生きるヒント」を

もらいたかったのかもしれません。

 

そして今年は・・・

君たちはどう生きるか?」

漫画 君たちはどう生きるか

しつもん読書会に持って行った「しつもん」がタイトルのこの本。

本を読むとき、私はその本から何かしらを教えてもらうことが

多いんですが、今回の本は最初からしつもんを投げかけられて、

ずっとこの答えを探しながら読んだという感じ。

 

ストレスを上手に回避する方法を探していた2年前と

今の自分を比べてみると、

結構自分は強くなったんじゃないかと思います。

例え困難なことがあっても、

まっすぐにそのことと向かい合っている。

自分で自分の人生を決めようとしているという気がしました。

 

漫画 君たちはどう生きるか

を開くと、最初にこんなことが書いてあります。

自分の生き方を決定できるのは、自分だけだ。

人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君と叔父さん。

永遠の名作が、80年の時を経て、ついに漫画化!

 

登場人物が「コペル君と叔父さん」だったのはなぜかな?と考えました。

それは著者が、子供に対して「自分の生き方を考えて欲しい」という

メッセージを投げかけたと同時に、

その少年の相談にのる叔父さんにもなってみて欲しいという

想いがあったからなのではないかと思います。

 

親ではなく叔父さん、

客観的な立場で少年を見た時に

大人はどう感じるのか、

何を考えるのか?

どう生きるべきなのか?

を考えて欲しかったのかなと感じました。

 

来年はどんな本を持って、年末読書会に参加するんだろう・・・

また来年、同じ場所で会えることを楽しみに、

今年を締めくくり来年を迎えようと思います。