いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

MENU

自分がほんとに必要な額 ‐ 「好き」を「お金」に変える心理学 -

答えられないひとこと

今日はこの本の紹介。

「好き」を「お金」に変える心理学

メンタリスト Daigo

「好き」を「お金」に変える心理学

 

この本、プロローグから心にずどんと響くひとこと

あなたの人生の幸せには、

どのくらい「お金」が必要ですか?

 改めてこう問われた時、自分は明確にその金額を答えられるだろうか?

数年前の自分は、「お金」あればあるだけ幸せ、または将来が安心。

だからとにかく会社で評価してもらってお給料を上げてもらうこと

そんなことばかり考えていた。

その結果心が破たんしたわけで・・・

今は「お金より時間」と思ってはいるものの、

とは言っても生活するお金は必要。

そして、好きなことは続けたい。

そう考えると、自分はいったいいくら必要と思っているのだろうか。

 

幸せになるために「お金」を使う

著者のDaigoさんはメンタリストとして一時期テレビに何度も

出演していたので知らない人は少ないのではないかと思う。

私はこのDaigoという人、あまり好きではなかった。

「メンタリスト」って何なんだろうと思ったし、

あまりにいろいろなところで見かけるので好感が持てなかった。

なので自分からこの本を手にすることはなかったと思うが、

ある読書会でこの本が課題図書だったので、

「ちょっと読んでみるか」という気軽な気持ちで手にした。

読んでみると、このDaigoという人、最近はテレビの出演を

最小限にしているらしい。

そういえば以前ほどテレビで見かけなくなった。

その理由が、彼が頻繁にテレビ出演していたころ、

本を買っても読む時間がなく、積みあがる本を見たくないので夜の街へ。

そんな時に知り合った若い経営者やIT系の成功者が、

無計画にお金を使っているところを目の当たりにして疑問を感じたから

だとのこと。

こういった成功者たちが驚くような額を一晩で使ってしまうのは

理由があるらしく、

ウィルパワー(意志決定力)が消耗しているから

ということらしい。

ウィルパワーが不足しているとはどういう状態か?

例えば、今日はこれだけ頑張ったからと夜中に特に欲しいとも

思っていないものを買ってしまうとか、

ダイエット中にもかかわらず、魔がさしたようにスイーツを食べてしまうとか。

そういった状態のことだと書かれている。

こういった消費は「悪」とさらえるため、

私たちは「お金を節約しなさい」というアドバイスをされているため、

「お金」を使うこと = 「悪いこと」と捉える

ようになってしまっている。

 

お金を使うことが悪いわけではなく、

自分が幸せになるためにお金を使うこと

これが大切なんだということを、

Daigoさんはこの本で投げかけている。

 

じゃあ何に使おうか?

この本で多くのページを使って書かれているのは、

「本当に好きなことにお金を使うと、

やがてそれがお金となって自分に返ってくる」

ということ。

だから本当に自分の好きなことを見つけていこうということが書かれている。

具体的に見つけていくためのステップも書かれている。

 

ここぞという時にお金を使い、

それが「浪費」ではなく自分の中に何か「力」となって残る

使い方をすること。

それがいいお金の使い方、

このタイトルの「好きをお金に変える心理学」に繋がる。

 

さて、自分はどうだろうか、好きなことにお金を使えているだろうか?

 

そもそも好きなことをちゃんとわかっているだろうか。

そういったことをもう一度考えてみようと思った1冊だった。

 

**********************

かもめSCHOOLにて、「しつもん読書会」を開催します。

タイトルは、

なぜあの人はわかってくれないのか?〜しつもん読書会で考える、私らしい気持ちの伝え方」

kamomeschool.jp