いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

MENU

今日手にした本は今の私の心をあらわす

最近ハイペースで読書会を開催している。今週も3名の方に参加して頂き開催。私の読書会は基本的に持ってきてもらう本はフリー。(たまに「テーマ」を出すこともありますが)だから毎回参加される方がどんな本を持ってきてくださるかがひとつの楽しみ。読書会は参加してくださる方と持ってきてくださる本で、その時間がいろいろな色に変化するから面白い。

私の読書会は、2時間を3つの枠に分けて進めている。

  1. 準備
  2. 集中
  3. まとめ

で、「1 準備」の時間で、かなりしつこく「なんでその本選んだの?」ということを聞いている。 読書会に来るまで、そんなことあまり深く考えていないというケースがほとんど。「前から読みたかったけど読む時間がなかったから」私自身こんな風に本を選ぶことが多かった。

でも面白いことに、読書会が終わるころには「なぜ今日自分がこの本を手に取ったのか」ということが見えてくるようになる。

「私今こういうことしたかったんだ」とか「今こういう気持ちがあるからそれを取り除きたかったんだ」等々。

家事、仕事、趣味であっという間に過ぎる1日の中で、自分と会話をしている時間って一体どれくらいなんだろうと思う。私が心のバランスを崩した時は、日々やらなければいけないことに流されて、それがだんだんんとこなせなくなってくる自分にさらにいらだって、人にも厳しく当たり、当然自分で自分も傷つけていたと思う。

ほんの少しの時間、いろいろなことを手放して普段とは違う空間に身を置いて、普段接点がない人と話をすると、それまであったもやっとしたものとか、重くて動かないものとか、追い立てられる感覚とかそういうのがなくなって「スッキリ」とした感覚になる。「読書会」というと、読んだ本を紹介する場なの?とか、そもそも何をする場なの?と聞かれることが多いけど、私は「自分と向き合って、吐きだして、スッキリする場所」だと思う。

「今日手にした本は今の私の心をあらわす」

自分の心って自分しかわからない。なのに自分自身が一番理解できなかったりする。自分のことがよくわからなくなった時、手にした本から自分の心にアクセスしてみるといいと思う。

 

<先日の読書会で集まった本たち>

f:id:chiaki-s:20180707105824j:plain