いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

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たかが...されど...

一度ついてしまったイメージ

就職活動でこの1ヶ月は色々なところに電話をしたりメールをしたりしている。2~3回くらいやりとりすると、その会社がどんな感じか、その人が大切にしていることは何か、だいたいわかるものだなぁと感じている。

言葉遣いがおかしいということは、どこの会社も当然ないものの、ルーチンワークとしてやっていると感じるところは多数あった。

仕事を求めて問い合わせや面接に行っているものの、私は「こちらも選んでるんだぞ」というキモチは忘れないようにしている。求職者に対する態度と、お客様への態度って、それほど大きく変わりはないだろうと思っているからだ。隣の席の人に優しくできない人が、困って電話をかけてくる人に真摯に対応できるわけない!というのが私の持論。だから、そういう会社に入らないためにも、選んでるんだ!というキモチは忘れないようにしている。

 

昨日、ある会社の採用担当者の方からお電話を頂いた。昨日の朝、応募辞退の連絡をしたのに電話がかかってきたのだ。その方は「何かお手伝いできることがないかと思い、お電話しました。これも何かのご縁だと思うので…」とおっしゃってくださいました。私がその言葉を聞いたときに感じたこと、それは会社の利益じゃなく電話してきてくださったのだろうなということ。私は今の自分の事情を正直にお伝えしたが、それでもその方は、一度面接に来ませんか?とおっしゃってくださった。

長く一緒に働いていても心通じないことはたくさんあって、悔しい思いもたくさんした。でも、会社を辞めてみて、こんな風に言ってくださる方もいるんだということを気づき、自分の視野が狭くなっていたことに気づかされる。

 

一度ついてしまったイメージを払拭するには相当な努力と時間がかかる。「たかが電話、たかがメール」でもこれで相手との関係が決まってしまうこともある。

自分の行動が相手にどう見えているのか、これって実は自分が一番わかっていない。

長く同じ仕事をしてきてしまった結果、私は知らず知らずのうちに傲慢オーラが出ていたかもしれない。だから新しいお仕事は、未経験だけどお客様と直接対面でお話できることをやろうと決めている。いつかどこかのタイミングで、自分の姿を振り返ること、これがいかに重要かを感じている毎日だ。