無駄な会議
昨日から10連休。なんだかお正月みたいな雰囲気。
私はもう会社に行っていないからこのありがたみ、あまり感じていないんだけれど、世間ではお休みムードいっぱい。
そんなGW2日目の新聞に「会議」のことが書かれていた。
一般の人からの意見がいくつか書かれていたが、どれもこれも否定的なものばかり「途中で脱線する」とか「眠い」とか「同じことが何度も話し合われる」とか。そーだそーだ、私も会社にいるときはそうだった。あとは、当初の目的がわからなくなったまま、惰性で続けられている会議もあったな~。
働き方改革で、来年からは中小企業でも「残業時間」が厳しく制限される。となると、一番やめなければいけないのはこの「ムダな会議」だろうね。人が集まって話し合わなければいけない会議ってどういう目的のものなのだろうか。
「人が集まらなくなると人間関係が希薄になる」とか言う意見もあるかもしれないけど、人間関係が希薄になるのは、それが理由だけじゃないでしょ。そもそも最近はみんな隣の人がいてもいなくても気にならないし、朝に目の前を人が通っても挨拶もしないんだから。私がいた会社には、幼稚園や小学校に貼ってありそうなポスターが大きく貼られていた。
話が逸れたが、会議っていうのは「本当に人が集まって、顔を合わせて話さなければならないこと」があるときに集まればいいだろう。では、本当に人が集まって話さなければいけないテーマってなんだろう?
- 双方で向かっている方向があっているか確認するため
- 部下が何か問題を抱えていないか、非言語のコミュニケーションをするため
- お互いの意見をぶつけるため
つまり、文字では伝わらない、伝えづらい、理解してもらえない、そういったときはやっぱり人と人、顔を合わせて声を聴いて確認する必要があるだろうと思う。
今朝の新聞によると、最近は会議室も工夫され設計されているそう。たったまま会議ができるようにするっていうのを取り入れているところもあるらしい。以前、健康番組で、「食後の血糖値を上げないために、立ったままの会議をしている」という会社が紹介されていた。
会議って、10人参加していたらそのうちの何人がその会議の場に本気で参加しているのかわからない。だいたいパソコンを持ってきてずーーーーっと何かをタイプしている人、絶対会議とは関係ないことをしていますよね。
「働き方改革」って、業務を効率化すること、生産性を上げること。これまで日本は残業代ってものがあって、それでお金をもらっていた人がたくさんいる。この仕組みそのものが変わって、「効率的に仕事を仕上げた人が高時給」という制度を取り入れてもらえないと働き方改革なんてうまくいかないんだろうって思う。