新聞って高品質な書き物
新聞を読む時間
読書会で「本はいいですよ」とか言いながら、新聞をまったく読んでこなかった私。だから、世の中のことを本当に知らない。お恥ずかしい・・・学生のころ「新聞を読まないと、社会人になれない」とか言われたけど、読まなくても20数年過ごしてきてしまった。でも、色々な方とのご縁があり、「会社」という枠を超えてお話する機会が多くなった今、世間を知らないということが恥ずかしいと思うようになった。(かなり遅いけど)なので、会社を辞めてから絶対やろうって思っていたのが
新聞を読むこと。
会社を辞めて10日が過ぎ、ちゃんとこの時間とれています。
母の知識は新聞から
70代も真ん中になった私の母。読書は全くしないけど、新聞だけは朝晩必ず読んでいる。そんな母は、やたら色々なことを知っている。「へー、どこで知ったの、それ?」ってことをよく話してくる。その知識のもとは、どうやら新聞らしい。読んでみて思ったけど、新聞ってかなり高品質な書き物。だって、限られた文字数で「ぎゅぎゅっ」と必要なことが書かれているんだから。
それに新聞って、大人から子供にまで読めるようなやさしさがある。だって紙面のあちこちに「子供向け」説明が書いてあるんだから。例えば今朝の新聞には、ブラックホールの説明が書かれていた。こういうやさしさ、無知な私にはありがたい。
読書離れも活字離れも進んでいて、情報収集はみんなスマホで済んでしまうようになった。でもやっぱり紙に書かれている文字を見るのはいい。それに、あの大きな紙面いっぱいに書かれている情報から、自分が必要とする情報をピックアップするっていうのも新聞ならでは。慣れない私は最初、端から端まで読もうとして、1時間くらいかかったけど、最近はぱらぱら~っと読んで、大切なところだけじっくりと読むようにしている。それでも読まなかった時より今の方が「最近のネタ」に事欠かないようになった。
自分の意見を持つということ
AIが身近になると、いらなくなる仕事がたくさんあるって言われているけど、そんな社会で生きていくために必要なのは、自分の意見を持つということだ。自分が持っている知識を右から左に流すだけなら絶対にAIには勝てない。だってそもそもあっちが持てる情報量とこっちが持てる情報量って、比較するまでもないんだから。だから情報量で勝つのではなく、自分なりの新しいものをアウトプットをすること。これがすごく大切になるはず。
ただ、アウトプットするにはインプットは必要。持てる情報量は勝てないとしても、可能な限りいい情報を取り込むことは大切。その情報として高品質なのは
新聞
なんです。さらさらっとページをめくって眺めるだけでも入ってくる情報はあるはず。ぜひお試しください。