いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

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井戸と自己肯定感の関係

自己肯定感をテーマにした2回目の読書会

日曜日の午後、5名の方に参加頂き読書会を開催。

私が読書会を始めて2年とちょっと。回数にしたら何回くらいやっているのかなぁ。

今日のテーマも先月に引き続き「自己肯定感」。

でも、それにプラスして「子供の頃」というキーワードを皆さんに投げかけ

読書会をスタートしました。

 

今日集まったのはこんな素敵な5冊の本でした。

  • 世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス  島沢優子
  • 友だちの数で寿命はきまる 人との「つながり」が最高の健康法  石川 善樹
  • ねじまき鳥クロニクル  村上 春樹
  • プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年  アン ウォームズリー (著), 向井 和美 (翻訳)
  • 青春の夢と遊び―内なる青春の構造  河合 隼雄

私の読書会では、どんな本を持ってきて頂いてもOK。

だから皆さんがテーブルに本を出してくださる瞬間が

私のひとつの楽しみなのです。

毎回毎回皆さんが持ってくる本に驚かされる私は、

参加者の皆さんに何度も聞いてしまうことがあります。それは・・・

「本ってどうやって選ぶんですか?」

今日もまたまた参加者の方に聞いてしまいました。

今日参加されたおひとりの方は、「本屋さんに行って直感で選ぶ」んだそうです。

今日持ってきてくださった本を選んだひとつの理由として、

「(カバーの)色が好きな色だった」とおっしゃってました。

 

違う本なのに・・・

私の読書会に初めて参加してくださる方が、

読書会後の感想におっしゃってくれることがあります。

今日も初参加の方が1名いらっしゃったのですが、

その言葉をおっしゃってくださいました。

それは、

「違う本なのに、どれも繋がってきて不思議」

ということ。私の読書会の不思議なところはここなんです。

私がそれを意識してやっているわけではないのですが、

いつもなぜかそれぞれの本が繋がっていき、

読書会の終わりになると同じ方向にまとまっていく。

これは本当に不思議です。

 

自己肯定感と井戸の関係

前回の読書会では、自己肯定感と冒険から話が広がりました。

今日は色々な角度からの話があったのですが、

私が印象に残ったのは、「井戸」というキーワード。

「井戸のような深い場所におりて、自分自身と向かい合ったことがある?」

ということなんですが、

読書会の後、「井戸のように深く」ってどうすればいいのかな?と考えてみました。

深い場所に降りるっていうのは、

キラキラとした部分だけに目を向けるのではなく、

自分の嫌いなこと、目を背けたいことにも目を向けること、

今だけでなく、過去にも目を向けること。

でもそうやって深く向かい合ってみたときに、

私はやっぱり誰かにそばにいて欲しいと思います。

慰めてもらうためではなく、

客観的に意見をもらいたいし、もちろん認めてももらいたい。

それを続けることが「自己肯定感」に繋がっていくのかなと・・・

 

参加してくださる皆さんが作ってくれる場所

読書会に参加してくださる方は、読書会が終わるまでの間、

本当に真剣にお互いの話を聞いてくださっています。

そして、自分で自分にいろいろなしつもんも投げかけてくださっているようです。

 

皆さんが真剣に考え、他の方の意見も受け止めてくれる読書会という時間は、

「自分が井戸のような深い場所に降りられるとき」

のような気がします。

自分と向き合い、自分を認めるというのは、

やっぱり自分ひとりではできなくて、

誰かがそこにいてくれるからできるんじゃないか?

そんな風に思った今日の読書会でした。

 

そして今感じている違和感。

それは「自己肯定感」という言葉。

この違和感は何かなあとちょっとモヤモヤ。

「自己肯定感」という言葉をテーマにしたのは自分自身なんだけれど、

本当にそれでいいのかなというのがモヤモヤの原因かもしれません。

ということで、次回は自己肯定感というテーマから少し変わりかもしれません。

 

今日参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

 

次回は6月22日土曜日、朝10時~の予定です。

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