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「無意識」なのに整えられるの? - 無意識の整え方 -

「無意識」なのに整えられるの?

今日の読書日記はこの本です。

 

人生が変わる! 無意識の整え方

- 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣 

前野 隆司

人生が変わる! 無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣 - (ワニプラス)

 

私たちが「自分で決めている」と思っていること、

実は自分では意識していない領域「無意識」が決めているのではないか?

という仮説をたてているのが慶応義塾大学の前野先生。

この仮説のことを「受動意識仮説」と言っていますが、

この仮説、具体的にはこんな風に説明しています。

社長と社員たち → 私

社長 → 意識

社員たち → 無意識

有能な社員たちがいると社長が指示しなくても、

社長があれこれ言わなくても会社っはうまく回っていく。

 この本では、「有能な社員たち」を育てるための

具体的な方法が書かれている本です。

 

合気道・お坊さん・社長・医師との対談

この本では、前野先生が合気道の先生、僧侶、社長、意志

との対談について書かれています。

4人の方との対談で、前野先生が無意識を整える具体的な方法を探す

そんな本になっています。

 

合気道の先生が考える無意識を整えるコツ

4人の対談の中で、私が一番印象的だったのは、

最初に登場する合気道の先生との対談。

どれも納得できるものでしたが、その中からいくつか書くと

「集中」はするが「執着」はしない

プラスの言葉を使い、プラスの記録をつける

不安を感じたら、フッと息を吹いてマイナスの観念を吹き飛ばす

 

 

 

 

無意識は意識的に整える必要がある

私は、無意識は意識的に整える必要があるのかなと思いました。

「気」を整えるという言葉をよく聞きますが、

「気ってそもそも見えないよね?」

と思う方も多いかもしれないし、

「その見えないものを整えることってできるの?」

と思うかもしれません。

でも、やっぱり人には「流れ」みたいなことがあって、

それが「気」なのかなと思います。

「気」って気が付くと、

周りの状況とか過去のマイナスイメージとか

そういうことに流されて、

気づくと悪い方向に流れが向かっていったりする。

その流れを変えるには、

常に自分と向き合い、「整える」を意識することが

必要なのではないかと思います。

 

合気道の先生・お坊さん・株式会社 森の社長・医師

4人とも、自分が携わってきた仕事の中で、

その「整える」方法を模索している気がしました。

 

プロの4人が考える無意識の整え方。

様々な経験を経てから感じたことだと思うので、

私もその中からひとつでも取り入れて、

「無意識」を整えたい、そんな風に感じた1冊でした。