いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

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セミナーとかに参加する理由

最近周りに、独立して仕事をしたり、自分でワークショップを開いている友達が多い。そんな中、みんなが苦戦しているのが人集め。私自身もそのひとり。セミナー人気講師に言わせると、

・誰をターゲットにしているかわからない

・そこに参加して得られるものがぼやけてる 

という回答が来るわけなんだけれど、そう言われてもねえと思う人がほとんどなのではないだろうか。

自分だったらどんなものにいくら払う?貴重な時間を使う?そう考えてみると、私はそこに来る参加者の人との繋がりを求めているのではないかと思う。

同じことに興味を持っている人なら、多少なりとも共通点があり、深く語らずとも心地よくいられそうな気がするからだ。

鬱を患う前の私。趣味はあった。でも、「友達」と呼べる人はごくごく親しい人に限られていた。自分がそういうつきあい方を好んでいたからだと思う。

鬱を脱した今は、多少浅く、でもどの人とも信頼関係は厚い。いつも同じ人ではなく、こんなときはこの人に話せばいいっていう枠がとっても広がった。そういう人たちとは、セミナーとかワークショップとかで知り合った。

普通、人の生活範囲はとても狭い。そんな場所にいると、気づかないうちに考え方も単調になる。だから自分から少しでも行動範囲を広げないとと思う。限られた付き合いや行動範囲が悪いとは決して思わないけれど、人が視野を広げられるのは、違う視野を持った人と話をするときなのではないか?そして、偏って行き止まりになったときに助けてくれるのは、そういう仲間だと思う。

自分もそういう場作りができたらいいなと思う。

 

備わった力

「もう無理!!」って思ったときに、じたばたしないでじっと動かず待つってみると、意外と「チャンス」が巡ってくるもの。

 

ピンチの時は自分の好きなことをできるだけたくさんやって過ごす。笑顔になれることに時間を使う。そうすると、自分の潜在的な力が自然に発揮できるタイミングが必ず来る。人には必ず備わった力があるんだから。


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おばあちゃん先生のあったかさ -心の折り合いをつけてうまいことやる習慣-

久しぶりに「私の本棚」。

 

心の折り合いをつけてうまいことやる習慣

中村恒子・奥田弘美著

心に折り合いをつけて うまいことやる習慣

 

90歳になる現役精神科医の先生の本。といっても、先生ご自身が積極的に書かれた本ではなく、先生のことをどうしても書きたかった奥田さんが出版社を探し続けてやっと日の目を見た本とのこと。

90歳でも現役。生涯で一体何人の方とお話されたのかと思う。でも、その人生をアピールすることなく、謙虚というのともまた違う生き方。章のタイトルにもなっていた「日々たんたん」という言葉がぴったりの生き方をされている方だと思う。戦争の直後、精神疾患の方がひどい扱いをされていたときから精神科医をされていて、さぞ大変だったかと思うのに、決して大変とは感じられていない。ご家庭でも苦労が耐えなかったのに、それでもたんたんと生きてきた先生の人生を知り、自分は今、がつがつしているなぁと思ってしまった。あれができないととか、これをやりたいとか、認めて欲しいとか。前へ前へと出すぎようとしていることで自分で自分自身を苦しめているなぁと…

精神科にお世話になった過去がある私。病気から立ち直れたのは、一歩一歩、毎日を大切にしていたからだと思うけど、気づかないうちにだんだんとスピードがあがっていて、自分を苦しめていたのかなぁと思う。仕事も人間関係も、いい距離感を持つこと。求め過ぎなくても、すでに持っていること、信頼できる人はたくさんいる。これこそ「足るを知る」ってことなんだう。今、手の中にある大切なものを大切にできる毎日にしたい。

 

気持ちの切り替え方

先週、ちょっと…いや、かなりショックなことがあって、久しぶりにどっぷり落ち込んで。さてこれはどうすればいいかと考えました。

飲みに行く?

甘えられる人に甘える?

泣く?

甘いもの食べる?

買い物する?

私が選んだのは、本屋さんに行って「疲れたあなたに…」みたいな帯がついている本を3冊、今やってるあのドラマの本を2冊、合計5冊購入。古本じゃない本、こんなに買ったの久しぶり。ここ数日それらの本を読むことを最優先に時間を使いました。

本は不思議だなぁと思います。著者の言葉がゆっくり自分に語りかけてきてくれて、わかってたけど忘れかけていたこと、普通ならできていたはずなのにできなくなっていたことに気づかせてくれます。

スマホを遠くにおいて、静かなところで読書することで、私は気持ちを切り替えられるんだってことを思い出しました。

 

「嫌なこと」って多かれ少なかれ誰でもあるから、切り替えられる方法をひとつでも多く持っている人が転んでもすぐに起き上がれるんだろうなと思う。

 

気分が落ちたら7センチハイヒール

嫌なことがあって落ち込んだときは、

あえて7センチハイヒールを履きます。

ハイヒールを履くときは姿勢を正さないとカッコ悪い。姿勢を正すと、前を向ける。

そうすると気持ちも前向きになる。

笑顔を作ると幸せな気持ちになるっていうのと同じ効果だと思う。

読書会@木更津

ものすごく久しぶりのBlog。前回から2か月経ってました。

昨日は私の目標、ちょっと大げさだけど夢だった「遠方での読書会」を初開催。昔から大好きで何度も行った場所、思い出がたくさんある千葉県の木更津で開催でした。お友達のお友達繋がりで木更津にお友達ができ(しかもふたり)「ぜひ読書会に参加したい!」とおっしゃって頂き昨日開催しました。

 

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スタートは17時だったので、その前に自分時間をしっかり作り、改めて木更津読書会のイメージづくり。昨日のテーマは「化学反応」。5人が持ち寄る全く別の本、本の中の言葉、参加者の皆さんの個性や経験、そんなことが化学反応を起こし、皆さんがひとりで読むときよりより深く1冊の本を読むことができ、さらに明日に繋がる何かのきっかけができますようにというのが昨日のテーマでした。

久しぶりに「初参加」の方が4名もいる読書会。そして人とお話しをするのをお仕事にしている方もいらっしゃるということで緊張しました。

 

木更津を全く知らない私。まず困ったのが「どこで開催しましょう?」ということ。以前の私ならひとりで探していたかもですが、今回はお友達に甘えさせていただき、とってもよい場所を探して頂きました。

小上がりになった丸テーブルで、参加者同士の距離感もいい感じ。他のお客様の声も気にならず、本当によい場所でした。

 

さて、昨日持ってきて頂いた本はこの5冊

  • GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代
  • 窓際のトットちゃん
  • 乙女座の君へ 乙女座の君が、もっと自由にもっと自分らしく生きるための31の方法
  • モモ
  • 生きる: 俳句がうまれる時

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何度も何度も読み返している大切な本、ずっと前から読みたかった1冊、「これを身につけたい」と思って再読しようと思った本等々。選んできてくださった理由も人それぞれ。昨日は読書会のために、皆さんが真剣に本を選んできてくださったのを感じました。

事前準備をしっかりやって、7分間で集中して本を読んで頂き、本の内容をシェアして頂くのですが、皆さん7分間でしっかりキーワードを掴み、その内容を自分の言葉で表現してくださいました。

そして最後に「明日から始めるとしたら?」という質問をさせて頂きましたが、それぞれ「これをやりたい!」というしっかりとした言葉をおっしゃって頂きました。この最後のしつもん、実はお聞きする時に結構緊張します。なぜならこの時、その方が読書会をどう感じたかということがわかる時間だからなのです。ファシリテーターとしては超緊張の時間。ですが、その緊張を吹き飛ばしてくれるような力強い言葉をたくさん聞くことができて、「あ~、今日も読書会をやってよかった~」と安心しました。

 

毎日ほぼほぼ同じことの繰り返し。悩みや迷いはあるものの、「小さなこと」と考えて自分の気持ちに気づかないようにしたり流してしまったり。でも本当はそういう小さいことを素直に話すこと、話せる場があることが大切なんだと思っています。

いつもと違う場所、いつもと違う人たちと、いつもはちょっと恥ずかしくて話せないような言葉を話してみると、いつもと違う感覚や思考が生まれてまた新しい1歩を踏み出せる。私は自分自身が参加した読書会でも何度もこのことを感じました。

やっぱりいいな!と思った読書会。弟や妹のようなかわいい皆さんと一緒に過ごした時間は、また私の「千葉の大切な思い出」となりました。

改めて、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。