いつも心に太陽を~自分が自分でいるために~

自分が自分らしくいられるためにしていることを綴っています

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本質を考える ‐ 第39回みなとみらい読書交流会 ‐

11月16日、39回目のみなとみらい読書交流会を開催しました。

今回はお二人の方に参加頂きました。

人数は少なかったのですが、

その分深く深くいろいろなことをお話しできた時間でした。

 

今回の本はこの3冊でした。

  • 人生を変えるメンターと出会う法~自分の磨き方、高め方~ 本田健
  • ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ デヴィッド・ボーム 
  • 思考は現実化する〈上〉 ナポレオン ヒル

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実はこの日、コミュニケーションについて私自身がいろいろと悩んでいたので、

「ダイアローグ」という本を見た時は「ぜひ読みたい!」と思いました。

 

さて、今回の読書会、キーワードは「本質」だったと思います。

ダイアローグの本については「対話の本質」

メンターと出会う法、思考は現実化するについては「自分自身の本質」

について話が広がりました。

 

「本質」って何でしょう。

Wikipediaのよると・・・

あるものがそのものであると云いうるために

最低限持たなければいけない性質をいう。

もしくはそうした性質からなる理念的な実体をいう場合もある。

 自分自身の本質って、自分のことなのに自分が一番わかっていない気がします。

例えば今発言した言葉が自分の本質的なところから発したものなのか、

それとも何かバイアスがかかって発したものなのか・・・

考えれば考えるほどわからなくなる気がします。

 

そしてそんな中で行われる日々のコミュニケーション。

ほんのひとこと付け足せばわかりあえたはずのことがこじれたり

決裂したり、そういうことも日常茶飯事なのかなと思います。

 

自分自身を知る、本質を知るにはどうすればいいか?

最近は性格診断のようなものもたくさんあるので、

そういうことを参考にしてもいいのかもしれませんが、

「本質を知る」には、じっくり自分と向き合う時間を持つことが

必要なのではないかと思います。

自分の発した言葉が、本当はどういう意味を持つものだったのか?

相手にどういう想いをもって発したものなのか?

「そんなこといちいち考えていられない」

と思う方もいるかもしれませんが、

そうやってひとつひとつを大切に考えることが、

長く考えると自分を大切にすることに繋がるのではないかなと思いました。

 

 

今日「メンター」についての本を持ってきてくださった方がいらっしゃいました。

私も「メンター」という言葉、最近ちょっと気になっていました。

私が「メンター」という言葉に持っていたのは「師匠」というイメージ。

目指す人、こんな風になりたいと思う人、

そんな人がメンターかなと思っていました。

でも、読書会が終わってその考えは変わりました。

「メンターとは、人生の師であり、

かつお互いに高めあえる相手」

メンターの真似をするのだけでなく、

真似をしながら自分らしさを大切にすることが大切なのではないかと思いました。

 

さて、今回魔法のしつもんはこの3つでした。

  • どんな心のありようであればいいでしょうか?そのためにどのような本質を理解すればいいでしょうか?
  • あなたはどんな生き方をして楽しみたいですか?
  • 自分の目標達成を邪魔することは何ですか?

 

今回も終わってみれば3時間。

真剣に語るこの時間が終わると本当にぐったりしますが、

頭をフル回転させ考える時間は自分にとってとても大切な時間です。

 

今回もご参加ありがとうございました。

 

日本を支えている人たち - サービスの達人たち: 究極のおもてなし -

日本を支えている人たち

久しぶりの読書日記はこの本です。

 

サービスの達人たち: 究極のおもてなし (新潮文庫)
野地 秩嘉

サービスの達人たち: 究極のおもてなし (新潮文庫)

 

「サービスの達人」と言われて思い浮かぶのは、一流ホテルのホテルマン・・・?

この本に出てくるサービスの達人は、

もっと身近にいる人たちのお話しです。

 

この本の最初にも書かれていましたが、

日本はどこにいっても「サービス」が溢れている国です。

サービスに命を懸けている人たちがたくさんいます。

この本に書かれている言葉をお借りすると、

サービスの極意を追求しようとしている

人たちがたくさんいると思います。

でも、サービスを受けることが当たり前になっていて、

そのすごさを感じなくなってしまっているかもしれません。

この本は、「当たり前」に受けてしまっているサービスが

実は「究極のおもてなし」だということを気づかせてくれる本です。

 

インパクト大のプロフェッショナル

私がこの本の中に書かれているプロフェッショナルな方の中で

一番印象に残ったのは、「デパ地下の女王」でした。

「デパ地下の女王」とは、かつサンドが有名な

まい泉」という会社で働く女性のこと。

デパ地下でかつサンドを売る彼女は、

仕入れたものは必ず売り切るらしいのです。

その彼女はこんな風に話しています。

結局デパ地下ではちゃんとした人が一生懸命に売っている店だけが

数字を取っている。私は商品よりも人だと思う。

さらにこの本の著者は

庶民が毎日買うものは、親切な人から買いたいと思っている。

と書いていました。

確かに何かを買う時、最後の決め手になるのは、

販売している人がどういう人かということかもしれません。

 

「親切な人ってどういう人なんだろう?」

私が思う「親切な人」の定義は、

私の思いをうまく言葉にできなくても

察してくれて行動してくれる人なのではないかと思っています。

 

著者も似たような意見を書いていました。

目の前の人が望んでいることをやる人

しかもやらずにはいられないからやってしまう人

自分のなかにあるものに突き動かされて行動に移ってしまう人だ。

私はこの一文を読んで、こんな風に思いました。 

自分がお客様に向かっている時、

「突き動かされて行動」しているだろうか・・・?

私はお客様と対面でお話できない職種なので、

「行動」することはできない。

でも、「相手が望んでいること」をよくよく考えてベストなことを

言葉にしてお伝えしているのだろうか?と考えてしまいました。

 

これまで日本を支えてきたのは、

「相手が望んでいることを考えてやらずにはいられずに行動してしまう日本人」

だったのではないでしょうか。

そしてそういた気持ちや行動は、お客様にはもちろんのこと、

一緒に働く仲間に対しても同じだったのではないかと思います。

 

人はそんなに簡単に、自分の発言や行動を切り替えられるものでは

ないと思います。サービスのプロフェッショナルであるためには、

日ごろから常に「相手の望んでいることを考える姿勢」が必要なのでは

ないだろうか?そんな風に思った1冊でした。

 

サッカーから学ぶこと

突然ですが、私は数年前から横浜・F・マリノスファンです。

 

日産スタジアムのチケットをもらって試合を見に行ってから、本物を見る楽しさを知り、

依頼シーズンのほとんどの試合を日産スタジアムまたは三ツ沢競技場で見ています。

 

そして昨日は2017年度のホーム最終戦

最近の日産スタジアムでの試合はずっと雨。

昨日は晴れてくることを期待していましたが、

またまた冷たい雨の中での試合となってしまいました。

 

昨日の相手は最近調子があがっているセレッソ大阪

前半は1点リードで折り返したものの、

後半はあれよあれよという間に4点を入れられ試合終了。

試合後の最終戦セレモニーも湿ったものとなました。

 

試合後のFacebookのコメントを見ると、

辛口のものがたくさん書かれていました。

確かに、寒い雨の中応援していたサポーターからは、辛口コメントが出るのも理解できますが、

私は昨日も最後まで諦めない選手の姿から、

元気や勇気をもらえたのでありがとう!と言いたいです。

 

さてさて。マリノスの選手の中でも特に私が応援しているのが、中町公祐選手です。

実は中町選手はこのような企画をされていました。

「ひゅうごシート」~横浜F・マリノス戦ご招待~NICUファミリー中町公祐選手~ ( 子どもの病気 ) - がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ - Yahoo!ブログ

 

もっと早くシェアすればよかったのですが、

このタイミングになってしまいました。

 

スタンドから本物の試合を見ると

そこから学べる多くのことがあるということを私自信もこの数年で体験しました。

きっと昨日も多くの方々が、いろいろなことを感じられたのでないかと思います。

 

私も何かできることがあるのではないか?

そんなことを中町選手から教えてもらいました。

華やかなJリーグですが、

色々な思いを胸に、選手たちはグランドを走っているんだなと思います、

あと2試合、全力で応援します!

 

 

心に太陽!

私のblogのタイトルは、「いつも心に太陽を」。

 

太陽のように、いつも明るくあったかく、

そんな人であり続けたいと思い、この名前を付けた。

 

でも、太陽が陰りそうになったり、

雲に隠れそうになったりすることもある。

 

最近特にそんなことが増えてきたなと思っていたところ、Amazonでこんな本を見つけた。

 

心に太陽を持て (新潮文庫)

心に太陽を持てという本。

古い本だけれど有名らしい。

 

この本をネットで注文し、太陽が陰りそうになったまさに今日、このタイミングでこの本が届いた。

 

「人間はどう生きるべきかを、やさしく問いかけ、爽やかな感動を与える世界の逸話集」らしい。

 

本質的なことが書いてありそうなこの本。

早速よみたいと思う。

 

11月11日

8月から毎月朔日詣りを始めて、

桜木町にある伊勢山皇大神宮へお参りするようになりました。

 

でも今月は予定が入ってしまって行くことができず、

地元の神社へお参りしたのですが…。

 

いつも通っている場所なか行かないのは、

何だか気持ち悪くて、

1並びの今日お参りしてきました。

 
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桜の葉は、早くも落ちてしまってました。

毎月同じ場所で同じものを見ると、

季節の移り変わりを感じられるんだなぁと思いました。

 

今日は土曜日、さらに1並びということで、

やっばり神社は賑わっていました。

 

結婚式に七五三、

多くの人がお参りに来ていました。

 

しかも今日の結婚式、新郎は外国の方でした。

でも和服もお似合いでした。


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結婚式を後ろで見させてもらうと、

自分も笑顔になってくるから不思議。

 

七五三参りも可愛かった!
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ゆっくりとお参りし、深呼吸をしたら、

何だか頭も心もスッキリしました。

 

ありがとうは最強な言葉

一昔前の会社と言えば、

社員旅行があったり、飲み会があったり、

勤務時間外でも強制的に会社の人たちと

同じ時間を過ごさなければいけない習慣があった。

 

最近は、そういうことを強制されることが少なくなって、

「仕事さえできればいい」

と考える人も多いのかもしれない。

 

確かに、決められた時間以外は個人のものだし、

縛ることはできないのだけれど、

そうするとなかなか相手のことを知るチャンスもないのかなと思う。

 

 

いろいろな方の話を聞いたり、本を読んだりして、

自分なりに考える「チーム作り」というのは、

いつも隣にいる彼や彼女が

どんな人かということを知ろうとする気持ちから始まる気がする。 

 

何が好きで何が嫌いでとか、

休みの日は何してたとか、

言いたくないこともあるかもしれないけど、

やっぱり私は知りたいと思う。

 

何で知りたいんだろう…

自分のことも知って欲しいからか?

私はいろんなこと考えてるんだよとか、

私も頑張ってるんだよとか、

そういうことを少しでもわかって欲しいのかもしれない。

 

誰かが自分のことをわかっていてくれると思うと、

私は結構頑張れる。

「ありがとう」といってもらえるだけで、

笑顔になる。

 

そういう小さいことで

仕事のパフォーマンスはぐっとあがったりするもんなんじゃないかと思う。

 

 

 

 

シンプルなひとことが欲しい

シンプルなひとことが欲しい

先日この本の著者がいらっしゃるワークショップに参加しました。

 

シリコンバレー式 最強の育て方

世古 詞一

 

シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識 1 on1ミーティング―

 

「1対1のミーティングをすることで、

いきなり辞めない、自分から動く、メンバーのやる気が続く」

ということが書かれている本です。

 

1対1のミーティングで何を話せばいいんだろうと思っていましたが、

先日ワークショップに参加して、

「もしかしたらすごくシンプルなことでいいのかもしれない」

と思いました。

 

本の中で著者の世古さんが書かれているのは、

ミーティングの前半で聞くことは、

  • 最近どんなことがあったか?
  • 体調はどうか?
  • 週末はどんな風に過ごしているか?

というようなお仕事とは関係のないことにしましょうということ。

 

 

「せっかく時間をとったんだし、

仕事に直接関係あることを聞いた方がいいんじゃない?」

って思っていましたが、いざお試し 1 on 1ミーティングを

ワークショップの時間中に体験させて頂いたところ、

「あー、人ってこういうことで気持ちが変わるんだ」

と思いました。

 

「こういうこと」というのは、

話を聞いてくれる人の笑顔だったり、

聴こうとしてくれる姿勢だったり、

そしてなにより「XXさんはこういうことができていたよね、頑張ってるよね」

という本当に簡単なひとことを言ってもらえるということは、

とっても心があったかくなる。

 

評価がどうとか、目標がどうとか、

そういうことでなく、

もっと単純に、もっとシンプルに、

人として嬉しいひとことを言ってもらえること

それが元気とかやる気に繋がるんだなと感じました。

 

職場の上司・部下の関係だけでなく、

家庭でも、夫婦でも、彼氏彼女の間でも、

「シンプルなひとこと」

が伝わってない、伝えられていない気がしました。

 

自分では言っているつもり、

表現したつもり、

そういう態度をとったつもり、

でいたとしても、

相手がそう捉えてくれていなかったら意味がなく、

せっかく気持ちがあるのに伝わっていないって

悲しいなあと思うのです。

 

「シンプルなひとこと」って、

照れくさくて言いづらいけど、

シンプルであればあるほど、

それを聞いた相手は結構幸せになれるものなんじゃないかと思う・・・