恐怖に勝つため脳をだます ‐ ブレインプログラミング ‐
週末のボルダリング、
今まで何度チャレンジしてもできなかった課題が次々とできてしまって、
一体2日間でいくつクリアできたのかと数えてみると、
なんと7課題クリアできていた。
7課題?!
ここのところ同じ課題が一向にできずに悩んでいたけど、
できない課題に共通しているのが
「あと一手」ということ。
オーナーには、
「怖いっていう気持ちがあるんじゃないかな~」
と言われ、うーん・・・と悩んでいた先週。
そんな風に悩んでいる中読んでいた本が、
最近話題の「ブレインプログラミング」
と
読書会の課題図書になっていた「シータコマンド」
という2冊の本。
もしかして、一気に7つの課題をクリアしてしまった理由は
この2冊の本にあるかもしれないなと思った。
「脳をだます」とか「コマンドを唱える」とかって
「努力」とはちょっと違う気がして
それにちょっと「怪しい・・・」なんていうイメージもあるから
拒否反応が出る人もいるのではないかなと思う。
でも実際に今週末の「できちゃった」を経験してみると、
最後の力を出す時にはこういうことが必要なんじゃないかと思うようになった。
本の内容をちょっと紹介すると、
まず「ブレインプログラミング」の方は、
目標を達成するためのステップがわかりやすく書かれている。
最初の章で書かれている
「自分の望みをはっきりさせること」
これ、意外とできてないなと思うところ。
「お金持ちになりたい」とか「痩せたい」
という願望はあるもののその先の
「そうなってどうしたいの?」
というところを深く聞かれると答えられない。
この本ではまずはその部分をはっきりさせよう
ということで書いて書いて書かせるように
本に直接目標を書き込めるようになっている。
最初は「どーんなことでもとにかく書いて」
と言われ、1つづつ進むにつれて
目標の優先順位付け、そしてスケジュールを決める。
そこまでかなり時間をかけてから、
次は気持ちの部分に入っていく。
- 誰に何と言われようとやり抜く
- 習慣にする
- アファメーションする
目標達成のためのビジネス本、自己啓発本なら
よく書かれていることだけれど、
この本は順序がはっきりしていてとてもわかりやすい。
結局は精神論?みたいになっていくけれど、
最初に自分の決めたことがはっきりしていると、
それもありなんだろうなと思えた。
私はまだ目標を書き出すところしかできていないんだけれど、
それでもこの本を1冊読み終わった時に感じたのが、
「もう少し自分を信じて、
目指すところに思いきって手を伸ばしてみよう」
という感覚。
目には見えないことだから、
本当にこれがボルダリング課題クリアに影響したのか
証明するのは難しいけれど、
一気に7課題もクリアできてしまったことを考えると、
少なからず影響はあったんだろうと思う。
ちょっと脱線するが、今考えているのが
このブラインプログラミングを一緒に読みながら
一緒に目標達成のためのステップを進めていくという
読書会の開催。
「読書会」というとまた敷居が高くなってしまう気もするので、
もうちょっと違うタイトルで開催してみたいなと検討中。